香川県の島直島諸島屏風島杵島喜兵衛島
屏風島
屏風島地図
屏風島(びょうぶじま)直島諸島
屏風七浦
住所/香川県香川郡直島町屏風島
面積/0.12km2周囲/3.0km標高/31m
人口/31人(H22)・44人(H17)・47人(H12)・50人(H7)国勢調査
アクセス/宇野港高松港直島港からチャーター
【船】高速マリンタクシー・川西マリン・四国汽船
概要
屏風島は岡山県玉野市の日の出海岸沖にある島。周囲に多くの島が集まっていることから「屏風七浦」と呼ばれ、波静かでのどかな景観を作りだしている。
地理的には岡山県にも思えるところだが、直島港から北へ約5km、屏風島は香川県直島町に属する。スクールボートが直島との間を1日3便運航している。
養魚場
明治初年に塩田が開かれ、大正末期には10戸50人を数えた。製塩は昭和の時代に廃れてしまったが、昭和8年に喜兵衛島との間に養魚場が設けられ、同40年頃まではハマチの養殖などで大いに栄えた。現在、養魚場は使われなくなったが、ハマチや海苔の養殖は島の主産業としてあげられる。人口減少とともに携わる人が少なくなっているのが課題。
杵島(きねしま)直島諸島
ヤマトタケルが舞った
住所/香川県香川郡直島町 面積/0.03km2周囲/0.75km標高/20m人口/無人島
概要
杵島
杵島は屏風島の南東約100mに浮かぶ無人島。屏風七島の一つに数えられ、北に喜兵衛島、南に安野島や京の上臈島がある。
海岸線は全体的に岩がちで、干潟や砂浜の部分もあり、東側の一画に建物が見えるのは別荘。
島名は、戦勝を祈ってこの島で餅をついたことに由来する。能褒野(三重県亀山市)で世を去った日本武尊(やまとたけるのみこと)が白鳥となってこの島の上空を旋回し、直島の鶴石ノ鼻で羽を休めて讃岐白島へ向かったという伝説があり、鶴が島・鶴輪翔島(つるわかけりじま)の別名もある。
喜兵衛島(きへえじま)直島諸島
製塩遺跡
住所/香川県香川郡直島町 面積/0.17km2周囲/3.5km標高/45m人口/無人島
概要
喜兵衛島は屏風島の東隣にある無人島。屏風島よりわずかに大きい。
古くは几帳島という表記が見られたようだが、鈴木喜兵衛という武士がこの島に住み着いたことから喜兵衛島と呼ばれるようになったといわれている。
喜兵衛島東海岸
島内からは16基の横穴式古墳群、また、島の北西と南東の海岸から大規模な製塩遺跡が見つかっており、昭和54年に国の史跡指定を受けた。
魚の養殖や花崗岩の採石で戦後まもなくは100人以上の住民が暮らしていた。しかし、時代の変化から昭和30年代をピークに島を離れる人が増加、昭和50年頃に無人化。

関連リンク

素顔の直島(直島町観光協会)

●日本の島へ行こう香川県の島直島諸島屏風島

19/01/21---Copyright(C)日本の島へ行こう All rights reserved.