広島県の島蒲刈群島下蒲刈島黒島
下蒲刈島
下蒲刈島地図
下蒲刈島(しもかまがりじま)蒲刈群島
ガーデンアイランド(庭園島)
住所/広島県呉市下蒲刈町
面積/7.97km2周囲/16.8km標高/248.5m
人口/1,288人(R2)・1,463人(H27)・1,635人(H22)・?人(H17)・2,223人(H12)・3,212人(H7)国勢調査
アクセス/[さんようバス:広島バスセンター]
国道185号線南下→安芸灘大橋(有料)→下蒲刈島
(※2008年11月18日までに全ての定期船は運休)
概要
安芸灘大橋
本土の呉市川尻町から橋長1,175mの安芸灘大橋を渡れば下蒲刈島。古来より海上交通の要衝であった三之瀬を江戸期に広島藩が海駅として整備したことで、大名、公家、そして朝鮮通信使が立ち寄る独特の港として発展を見せた。現代において往時の町並みを再現しようという構想が起こり、下蒲刈島は観光の島として再出発を始めた。
天神鼻公園…中世に伊予水軍の多賀谷氏が築いた丸屋(谷)城があったとされる場所。天神鼻の先端は安芸灘大橋のビューポイント。
松濤園(しょうとうえん)
松濤園
各地より移築した藩政時代の建物が並ぶ日本庭園。「御馳走一番館(朝鮮通信使資料館)」、「陶磁器館」、「あかりの館」、「蒲刈島御番所」等が並ぶ。松濤園から続く石畳の通りを歩くと本陣跡侍屋敷など江戸期の建物が軒を連ねる。
蘭島閣(らんとうかく)美術館
蘭島閣美術館
江戸時代の番所(海駅)跡に造られた総桧造りの純和風建物。中は美術館になっており絵画展やコンサートなどが催される。別館にはこの島出身の父を持つ日本を代表する洋画家・寺内萬次郎の作品が展示されている。
白雪楼
白雪楼(はくせつろう)…江戸時代末期に広島の沼隈(福山市沼隈町)の豪農が茶室や漢学者の研鑽の場として使用していたものを明治25年に頼山陽の叔父・春風の曾孫にあたる頼俊直が買取り、竹原に移築し別荘としていた。平成5年に頼家より下蒲刈町に無償で寄贈され、当時の珍しい建築様式を伝えている。
福島雁木
福島雁木(がんぎ)…江戸時代初期、福島正則が広島藩主であった頃に考案し造らせたとされる船着場。潮の干満に関係なく荷積みができるように階段状になっている。今では造られた当初の半分程の長さになっているが、当時の様子が偲ばれる趣のある港。因みに雁木というのは雁(かり)が空を飛ぶ様子から来ているもので、斜めのギザキザ模様のこと。港の場合は石段のギザギザをそう呼ぶ。
頑愚庵(がんぐあん)昆虫の家…広島市宇品から移築された数奇屋風建物。昆虫の展示館。
春蘭荘(しゅんらんそう)…平成3年に文化交流の場(迎賓館)として建てられたもので宿泊が可能。近くの松籟亭(しょうらいてい)の建物は国の登録有形文化財に指定されており、茶道の体験ができるようになっている。
太平山公園…標高275mの太平山の頂上にある公園で、芝生の広場とテニスコートがある。
梶ヶ浜海水浴場
梶ケ浜海水浴場…白砂の浜が200m続く美しい海岸。
観音平遊歩道…梶ヶ浜海水浴場の裏手にある遊歩道。瀬戸内海の多島美が楽しめる。観松園…松の庭園。近くには宿泊施設「コテージ梶ヶ浜」、「姫ひじき製塩体験施設」、「朝鮮通信史記念庭園」などがある。
上黒島(かみくろじま)・下黒島(しもくろじま)蒲刈群島
採石・産業廃棄物処理場
住所/広島県呉市下蒲刈町大地蔵面積/上黒島0.3km2・下黒島0.26m2標高/上黒島82.5m・下黒島61.1m人口/無人島
概要
上・下黒島
戦前には上黒島、下黒島合わせて20世帯ほどが暮らす有人島だったが、戦後まもなくして無人化した。その後、島に渡る人が現れ、昭和30年の国勢調査では人口43の記録がある。しかし、人口流出が続き、昭和51年に再び無人化、その後は地元の土木会社が島を買い取り採石場として利用し、上黒島には平成元年に産業廃棄物最終処分場、平成3年には一般廃棄物焼却灰処分場が造られた。

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