広島県の島下大崎群島大崎下島中ノ島・平羅島・小島
大崎下島
大崎下島地図
大崎下島(おおさきしもじま)下大崎群島
みかんの帝国
住所/広島県呉市豊町・豊浜町
面積/17.82km2周囲/26.0km標高/449.0m
人口/1,593人(R2)・2,068人(H27)・2,505人(H22)・2,897人(H17)・3,233人(H12)・3,696人(H7)国勢調査
アクセス/【車】呉市の中心街より大崎下島入口まで約1時間20分/【高速船】[土生商船グループ
概要
2008年11月18日に上蒲刈島と豊島を結ぶ豊島大橋(アビ大橋)が開通したことで、本州(広島県呉市仁方)から下蒲刈島、上蒲刈島、豊島を経て大崎下島へと橋伝いに陸続きになった。大崎下島から東に連なる平羅島、中ノ島、そして愛媛県の岡村島までは既に3つの橋で繋がっており、将来的には大崎上島、今治市の大三島への架橋計画もあることから、実現すれば「しまなみ海道」との連絡が可能になり、観光的にも利便性の面においても期待が寄せられている。
大崎下島には大長(おおちょう)・御手洗(みたらい)・沖友・大浜・久比(くび)・立花の6つの集落がある。大長地区は古くから大崎下島の海の玄関口として栄え、山の斜面に広がるミカン畑は広島ミカンのブランド“大長みかん”を産出する。北側の久比、南側の沖友、西側の大浜、立花は農業を中心とした静かな集落だ。
そして大長から南へ2kmほど下った御手洗地区は18世紀前半~昭和初期にかけての古き佇まいを残した歴史の町として保存されている。江戸時代も18世紀になり造船や航海技術が発達してくると瀬戸内海航路も変化を見せ始め、それまで斎灘(いつきなだ)の北側を陸地伝いに行き来していた船が、次第に南側の沖合いを航行するようになった。その沖乗り船の寄港地として御手洗は発達した。
潮待ち館(観光案内所)、江戸みなとまち展示館・乙女座などの観光施設が設けられ、潮待ち、風待ち港の繁栄の象徴とも言える遊郭跡・若胡子屋(わかえびすや)、坂本竜馬も立ち寄った御手洗条約合議の場として知られる金子邸などの歴史的建物は、訪れた人々を古き時代へとタイムスリップさせてくれる。この御手洗地区は平成6年7月に「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。
中ノ島(なかのしま)
みかんの島
住所/広島県呉市豊町大長面積/0.18km2人口/無人島
愛媛県の岡村島と岡村大橋で結ばれ、平羅島と中ノ瀬戸大橋で結ばれている。
みかん畑
平羅島(へらしま)
みかんの島
住所/広島県呉市豊町大長面積/0.15km2人口/無人島
中ノ島と中ノ瀬戸大橋で、大崎下島とは平羅橋で結ばれている。
みかん畑
小島(こじま)
みかんの島
住所/広島県呉市豊町大長面積/0.07km2人口/無人島
みかん畑

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