広島県の島安芸群島厳島
厳島
厳島
厳島(いつくしま)安芸群島
世界文化遺産の島
住所/広島県廿日市市(はつかいちし)宮島町
面積/30.39km2周囲/28.9km標高/535m
人口/1,453人(R2)・1,674人(H27)・1,760人(H22)・2,193人(H12)・2,518(H7)国勢調査
アクセス/[宮島松大汽船][JR西日本宮島フェリー
【船】宮島口桟橋→宮島桟橋(10~15分)
概要
厳島は通称「安芸の宮島」と言われ、毎年200万人以上の観光客が訪れる日本で最も有名な離島の一つ。有名すぎて離島という言葉に違和感さえあるが、架橋もされていないれっきとした離島だ。
厳島を有名にしたものは、海の中に立つ朱塗りの鳥居と荘厳な寝殿造りの社殿を構える厳島神社。
厳島神社は推古元年(593年)、地元豪族の有力者、佐伯鞍職(さえきのくらもと)が水の神でもある市杵島姫神の信託を受けて創建したものとされ、厳島(いつくしま)の名は、この「市杵島(いちきしま)」に因むものと伝えられている。福岡県の宗像大社から勧請された三女神(田心姫神[たごりひめ]、湍津姫神[たぎつひめ]、市杵島姫神[いちきしまひめ]を祭神とする。
聳える「弥山(みせん):535m」は大同元年(806年)に弘法大師が修行をした霊山として知られ、ゆかりの弥山本堂(求聞持堂)や霊火堂などがあり、厳島神社の背後に広がる弥山原始林は国の天然記念物にも指定され、世界遺産にも登録されている。
保元・平治の乱(1156・1159年)を経て権力を確かなものとした平清盛は、かねてより念願だった厳島神社の再建に着手した(1168年)。これにより厳島神社は「安芸国一の宮」としての地位を確立し、厳島は「宮島」、「安芸の宮島」と呼ばれ崇敬の地となった。
その後、戦国時代に衰退した時期もあったが、中国地方を制覇した毛利元就や全国制覇を成し遂げた豊臣秀吉などの庇護の下に、その威厳は一段と光を放つようになる。厳島神社は平成8年に世界文化遺産に登録された。
島全体が国の特別史跡に指定されており、国宝・重要文化財を有する島として、また、清盛神社、宝物館・多宝館、豊臣秀吉ゆかりの千畳閣・五重塔、宮島水族館ロープウェイ等々多くの見所を有する。

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