●九龍島(くろしま)
★明恵上人
●住所/和歌山県東牟婁郡串本町西向
●面積/0.01km2
●周囲/1.0km
●標高/39m
●人口/無人島
●アクセス/最寄駅:JR紀勢本線
古座駅
概要
★紀伊半島南端、古座川河口から1kmほど沖にある無人島。「くろしま」あるいは「くろうしま」と呼ばれる。頂上には弁財天を祀る九龍神社の祠がある。
★吉野熊野国立公園に含まれる。タブノキやシイなどの亜熱帯性原生林に覆われ、町の天然記念物に指定されている。また、絶滅危惧種に指定されるシダ植物のオオタニワタリの自生地としても知られている。
★もともとは黒島だったが、徳川頼宜が古座を訪れた際、龍神信仰により現在の名に変えさせたという。
★平安時代末期の内乱、治承・寿永の乱(源平合戦)で活躍した熊野水軍の拠点があったと言われ、海賊がいたといわれる洞窟が2つ残っている。
★南側にある小島は鯛島と呼ばれる。10月~11月にかけて鯛の目にあたる穴に朝日が入り、「金目鯛」になる瞬間があるという。