和歌山県の島稲積島
稲積島
稲積島(いなづみじま)
天然の防波堤
住所/和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見面積/0.04km2周囲/1.0km標高/68m人口/無人島アクセス/紀勢本線周参見駅から徒歩10分
概要
JR周参見駅から南西へ約800m、周参見湾口にある無人島。湾の天然の防波堤の役割を果たし、港の突堤で本土とつながっている。
島名は、神武天皇が日向から大和へ東征の折、この島に食糧の稲を積み上げたことに因むという。
島全体が船の守護神としての信仰を集めており、山王王子神社がまつられている。同社の社林として保護されてきたため暖地性植物に覆われている。中にはオオタニワタリ・オオバヤドリギ・ハマセンダンなどの植生限界に近い種もあり、特にオオタニワタリは自生北限地とされている。一時は乱獲などにより数を減らし、移植活動が行われたこともある。昭和46年に「稲積島暖地性植物群落」として全島が国の天然記念物に指定された。全島が町有地。島の西側には、昭和37年に設置された周参見港稲積島灯台がある。
<※SHIMADAS参考>

関連リンク

すさみ町

●日本の島へ行こう和歌山県の島稲積島

20/02/12---Copyright(C)日本の島へ行こう All rights reserved.