大阪府の島咲洲
咲洲
咲洲
咲洲(さきしま)34.630595/135.422115
負の遺産からの脱却
住所/大阪府大阪市住之江区南港面積/10.45km2周囲/18km標高/44.3m人口/24,883人(H27)・26,456人(H22)国勢調査アクセス/南港大橋、夢咲トンネル、大阪港咲洲トンネル
概要
咲洲は大阪市住之江区南港に浮かぶ人工島。港大橋、南港大橋、夢咲トンネル、大阪港咲洲トンネルが入口となる南港北、南港中、南港東(五~九)の地区。また、かもめ大橋が架かる南港南(四~七)の地区を含める場合もある。
昭和8年に始まった南港開発計画による埋め立ては戦争で中断されたが、昭和33年に新計画による埋め立てが再開し、昭和55年(1980)に完了となった。その後、北側沖出し部分の埋立が追加で行われ現在の形に至る。
環境モデル都市として計画された「南港ポートタウン」は昭和52年にまちびらき、翌年入居が始まる。
平成元年(1989)に大阪市制100年を迎えることを記念して打ち出された「テクノポート大阪」計画により、咲洲ではコスモスクエアと名付けられた地区の開発がすすめられ、アジアトレードセンター(ATC)やワールドトレードセンター(WTC)ビルなどが建設された。しかし、バブル崩壊により街の活性化に対し誤算が生じ計画は破綻、大阪の負の遺産の象徴と言われるようになった。
2000年代に入ってから土地利用が模索されるようになり、コスモスクエア駅前にはマンションが建ち、かつてのATCには商業施設、WTCは大阪府咲洲庁舎へと姿をかえ、咲洲を含む大阪ベイエリアは負の遺産からの脱却が進んでいる。

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20/06/12---Copyright(C)日本の島へ行こう All rights reserved.