兵庫県の島家島諸島西島
西島
西島地図
西島(にしじま)家島諸島
コウナイの石
住所/兵庫県姫路市家島町真浦
面積/6.59km2周囲/21.0km標高/187m
人口/2人(H27)・5人(H22)・56人(H17)・88人(H12)・100人(H7)国勢調査
アクセス/[坊勢汽船
姫路港→坊勢島→体験センター桟橋(48分)
坊勢島・奈座港→室ノ内港(20分)/他チャーター船有り
概要
姫路市の南西沖約18km、坊勢島の西側にあるのが西島。家島諸島の中では面積が一番大きく、古くは高島と呼ばれていた。家島の東側にある男鹿島とこの西島は共に100年以上の採石の歴史があり、山肌が削られて地肌がむき出しになっている。
コウナイの石
島内から縄文や弥生時代の遺跡が見つかっている。島の頂上付近には誰かが運び上げて転がしたような丸い巨岩があり注目を集めている。この岩は高さが8m、周囲が25mあり「夜になると光る」、「近づくと病気が治る」、「石の西側では磁石が狂う」、「見方によって様子を変える人面岩」、「古代文字が書かれている」等々の噂があり、呼び名も「コウナイの石」「頂ノ岩」「長老岩」「天の逆矛」など様々の呼ばれ方があり、古くから神が宿る岩として見守られてきた。因みに「コウナイ」と言うのはこの辺りの地名で、古い地図には“構内”や“高内”と書かれたものもあったようだ。巨岩は採石場の中にあるため見学には採石会社の許可が必要で、普段はむやみに近づけないようになっている。
南側の半島にある「松島野馬(まつしまのうま)」というのは、江戸時代の医者・平野庸脩(ひらのようさい)が纏めた『播磨鑑(はりまかがみ)』に記される「家島十景」の一つとされるもので、この場所から眺める松島は中国の花山のようで絶景だとしたもの。松島は西島の南5kmのところに浮かぶ小島で、江戸時代は馬の放牧場だった。(松島野馬[姫路市]
南東の入り江にはキャンプや海水浴など野外活動ができる施設「いえしま自然体験センター(旧母と子の島)」があり、子供達の体験学習等に使われている。

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19/03/14---Copyright(C)日本の島へ行こう All rights reserved.