福井県の島雄島
雄島
雄島(おしま)
神が宿り、霊が漂う
住所/福井県坂井市三国町安島(あんとう)
面積/0.16km2周囲/2km標高/36m人口/無人島
アクセス/えちぜん鉄道三国駅から車で20分
えちぜん鉄道]、[京福バス]、[東尋坊観光遊覧船
概要
雄島は東尋坊の2kmほど北にある無人島で、安島漁港の脇から朱色の雄島橋(224m)が架橋されている。
全体的に平坦な島だが、周囲は安山岩の岩場が続き、東尋坊と同じように見事な柱状節理が見られる。
橋を渡って一の鳥居をくぐり、78段の階段を登った所に大湊神社があり、右に向うと島を一周できる道が左右に伸びている。
大湊神社は延喜式神名帳にも記される古社で、創建は白雉(はくち)年間(650年~654年)だと伝えられる。もともとはこの地方に勢力があった豪族・三尾君に因む社として三尾大明神(三保大明神)が祀られ、海上安全や武運が祈願される場所だった。源義経、朝倉義景、明智光秀等も参拝したと伝わる。
雄島は神霊スポットとしても有名。東尋坊が自殺の名所であることから、世をはかなんで命を絶った人の亡骸が雄島へと流れ着き、夜になると雄島橋を渡る人を海へ引きずりこむという。また、遊歩道を反時計回りに歩くと霊界へと入ってしまい戻れなくなるという噂がある。
普段は静かな雄島だが、毎年4月20日には雄島祭りが開催され、賑やかな一日が始まる。朝の9時半から大湊神社で雅楽とともに神事が始められ、子供神輿、舟神輿、乙女神輿と次々に神輿が練り出し、東尋坊で舟神輿と乙女神輿が出会う“逢瀬(おうせ)”が行われる。そして、祭りは「やれ・やんな」の掛け声と供に夜まで延々と続けられる。<

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