福井県の島水島
水島
水島(みずしま)
北陸のハワイ
住所/福井県敦賀市明神町
面積/0.01km2周囲/0.3km標高/6m
人口/無人島
アクセス/[渡船]色ケ浜→水島、浦底→水島(10分)
敦賀駅より色ケ浜までバス有り [常宮線]約30分
概要
水島は敦賀半島先端の東側、浦底や色ケ浜海岸の沖約1kmに浮かぶ弓なり状の小島。潮流に集められた砂が堆積して出来たもので、島と言うより砂州と言ったほうが合っている。対岸から見ると松の木が生えている部分が2箇所あって島が2つあるように見え、北側の木がたくさん茂っている方を下水島、南側の船着場がある方を上水島と呼んだり、真ん中の少し盛り上がった部分を区別して、北から水島、中の島、鼻の島と呼ぶこともある。昔から潮の流れで形が変わる島だったが、昭和60年頃から突堤の建設や砂の補充が進められ、現在はきれいに繋がった一つの島として全体を水島と呼ぶ。
松尾芭蕉は色ケ浜を訪れ「寂しさや 須磨に勝ちたる 浜の秋」と詠み、源氏物語以来、寂しい浜の代名詞になってきた須磨よりも色ケ浜の方が寂しいと詠っている。芭蕉が詠んだ元禄時代、水島が存在したかどうかはわからないが、あれば儚く形を変える水島のことを詠んでいてもおかしくはない。
敦賀半島にはたくさんの海水浴場があって、半島の海岸線を走る県道33号線から県道141号線は夏季シーズンにはかなりの混雑を見せる。なかでも水島は人気で、7月10日頃から8月の終わりまで浦底や色ケ浜から渡船が何度も往復し、日光浴やシュノーケリングを楽しむ人で溢れ、北陸のハワイというキャッチフレーズがあるほどだ。
名前の由来は島から水が湧き出たことによるものだそうだが、島内には簡易トイレがあるだけで、飲めそうな湧き水も自動販売機も無いので、飲み物などは事前に用意しておく必要がある。

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高浜町若狭高浜観光協会

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19/04/14---Copyright(C)日本の島へ行こう All rights reserved.