北海道の島大黒島(だいこくじま)
大黒島
大黒島(だいこくじま)
住人はアザラシと海鳥
住所/北海道厚岸郡厚岸町大黒島
面積1.08km2周囲/6.1km標高/102.3m
人口/無人島・2人(H12)・1世帯8人(S45)・11世帯47人(S35)・10世帯41人(S30)国勢調査
アクセス/獣保護区域、立ち入りは制限あり
概要
厚岸(あっけし)湾の入口に並ぶ小島と大黒島。古くからタラやコンブ漁が盛んで、シーズンにはたくさんの漁船が白波を立てて行き交う姿が見られ、この地方の風物詩になっている。
アイヌの間ではモリシカ・ホロモシリなどと呼ばれていた。ホロモシリというのは手前にある小島(ホンモシリ)に対して大きい島という意味。
基本的には無人島だが、コンブ漁の季節になると季節移住で島に滞在する人もいる。平成12年の国勢調査では人口2人が記録されている。ゼニガタアザラシの生息地、また北方から渡ってくる海鳥がひしめき合う島でもある。昭和26年には海鳥の繁殖地として国の天然記念物に指定されている。なかでもコシジロウミツバメの大繁殖地として全国的に有名。
太平洋戦争当時は日本軍の基地が置かれており、現在でも高射砲跡や特攻舟艇の格納トンネル跡などが残っている。
昭和19年3月16日、日本海軍の輸送船「日連丸」が敵の魚雷を受けて大黒島沖合いで沈没、約2,000名の命が奪われた。

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