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日本近海の海流
日本近海の海流
日本近海には大きく分けて4つの海流が流れています。
フィリピンあたりから流れてくる暖かい海流「黒潮(日本海流)」、沖縄あたりで黒潮から北へ分かれて対馬海峡、日本海へ向かう「対馬海流」、北太平洋やオホーツク海から流れてくる冷たい「親潮(千島海流)」、間宮海峡付近から南下してくる「リマン海流」があります。

「黒潮」は流れが速く比較的プランクトンの量も少ないため透明度が高く、深い紺色をしているので黒潮と呼ばれています。南の暖かい海で育った魚が潮にのってやってきます。
「対馬海流」は対馬海峡を経て日本海沿岸を流れていきます。そのため古代から朝鮮や大陸との交易に利用されてきました。太古の神話の国「出雲」が繁栄したのは対馬海流のおかげだと言われています。
暖流域の魚
アジイワシカツオカレイサバサワラシイラタイタコタチウオトビウオヒラメブリマグロなど)

冷たい「親潮」は養分が多くプランクトンが大量繁殖するため、それを餌とする魚を育てるという意味で親潮と呼ばれています。
「リマン海流」はロシアと中国の国境を流れるアムール川(黒龍江)あたりから間宮海峡をへて日本海へ流れ込む海流で、リマンとはロシア語で“大河の河口”という意味です。最近では対馬海流が北上する過程で冷やされ逆流南下しているとされているようです。
寒流域の魚
ケガニサケサンマスケトウダラズワイガニタラタラバガニニシンホタテガイマスなど)

海流・潮位予想図<気象庁>

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