滋賀県の島多景島
多景島
多景島
多景島(たけしま)
巨大題目岩
住所/滋賀県彦根市八坂町
面積/約0.012km2周囲/0.6km標高/101.3m
人口/無人島
アクセス/[オーミマリン]彦根港→多景島(20分)
※3月~11月30日まで運行(30分ほど島に上陸できる)。
概要
彦根港から西北西へ約6kmの湖上に浮かぶ島。もともとは草木もほとんど生えないような岩場の島だったが、江戸時代になって彦根の荒神山から土が運ばれ植林がされた。竹がたくさん茂ったことから竹島と呼ばれていたが、角度によって様々な景色を見せることから多景島という字が当てられた。
島全体が日蓮宗見塔寺(けんとうじ)の所有。見塔寺は1655年に長浜・妙法寺僧慈雲院 日靖上人によって開寺された。
頂上には高さ20mの「誓いの御柱」が立っている。大正時代に建てられたもので、五角形の柱に「五箇条の御誓文」が刻まれている。道伝いに進むと日蓮上人の銅像があり、その近くに高さ10mの南無妙法蓮華経と書かれた巨大な題目岩がある。日靖上人が元禄年間に3年かけて南無妙法蓮華経という文字を彫ったと言われており、桜田門外で井伊直弼が襲撃されたとき、この題目岩が鮮血で滲んだという言い伝えがある。
琵琶湖には100以上の湖底遺跡があり、多景島周辺でも見つかっているが、遺跡の解明は進んでいない。

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彦根市

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19/03/29---Copyright(C)日本の島へ行こう All rights reserved.