茨城県の島大咲浪・小咲浪
大咲浪(おおざくろう)
36.712919/140.744648
面積/0.0001km2周囲/?km標高/3m?
小咲浪(こざくろう)
36.720659/140.733168
面積/0.002km2周囲/?km標高/3m?
住所/茨城県高萩市人口/無人島アクセス/最寄駅:JR常磐線・高萩駅
概要
関根川河口の高戸沖、太平洋に位置する岩礁。河口の東沖約1.7kmに大咲浪、その北西約1.3kmに小咲浪がある。大咲浪は「大柘榴磯」「おんねさま」とも。イセエビやノリ・カジメ、ワカメなどが採捕されている。対岸本土側の赤浜から高戸にかけては約2.2kmにわたって高さ30mほどの海食崖が連なるが、大咲浪・小咲浪は海食崖が海食により退却した名残りを留めるとされ、地形図では大咲浪の周囲に長径約0.5km、短径約0.2kmにおよぶ隠顕岩の拡がりが記されている。古くから航海の大難所として知られ、江戸後期の『松岡地理誌』には、諸国の廻船も難所と心得る磯石、との記述があり、高戸浜は港として発展しなかったという。
※以上、SHIMADASより
日本輿地路程全図
JR高萩駅前には長久保赤水の像がある。長久保赤水は江戸中期の地理学者、漢学者で、伊能忠敬の『大日本沿海興地図』より40年以上前に『日本輿地路程全図』を発刊しており、日本地図の先駆者と呼ばれている。
赤水は享保2年(1717年)に常陸国多賀郡赤浜村(現在の茨城県高萩市)で生まれ育っている。高戸沖にある大咲浪・小咲浪のことを知っていたのだろうか。現在の大咲浪・小咲浪は衛星写真でもその存在を確認するのは難しい。
北茨城の宿[じゃらん]

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高萩市

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