兵庫県の島成ケ島
成ケ島
成ケ島
成ケ島(なるがしま)
淡路橋立
住所/兵庫県洲本市由良町
面積/0.03km2周囲/3.0km標高/52m人口/0人
アクセス/[成ケ島渡船]淡路島・由良港から渡船で3分。
概要
淡路島の東南、洲本市由良町の沖合0.1kmにある無人島。沿岸流の影響によって地形が変わり、江戸期までは淡路島と陸続きだった。また、成山(標高52m)と高崎(標高23m)は離れていたが、間に砂がたまり繋がったもの。
全長約3km。島の横幅は最大でも約300m。砂州の部分は天橋立にたとえられ「淡路橋立」とも呼ばれている。砂州にはハマボウなどの海浜植物が群生し、夏には黄色い花が一面に広がる。
かつては国民宿舎はじめ観光施設も建設されていた。昭和61年に国民宿舎が休業、平成13年度に撤去が完了した。渡船も一時廃止されたが、平成9年1月から由良町漁協によって定期船が再開されている。
慶長18年(1613)、姫路藩主池田輝政の三男忠雄が島の北部に成山城を築城している(1631年に廃城)。城の石垣石はのちに幕末に築かれた高崎台場に転用された。明治中期には紀淡海峡防衛のため、由良要塞の一部として成山と高崎に陸軍の砲台が設けられた。

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