●家島(いえしま)[
家島諸島]
★「えしま」
●住所/兵庫県姫路市家島町
●面積/5.45km2
●周囲/15.4km
●標高/134m
●人口/2,693人(H27)・3,355(H22)・4,573(H17)・5,458人(H12)・5,647(H7)国勢調査
●アクセス/[
高速いえしま][
坊勢渡船]
姫路港→真浦港→宮港(55分)/坊勢島・長井港→網手港(10分)
他 西島、坊勢島、男鹿島からのチャーター船有り
概要
★姫路市の南西沖約18km、家島は大小40余りの島々からなる家島諸島の中心島。古くは万葉集にも詠まれ、また菅原道真ゆかりの地でもあった。
★海岸線は変化に富み、北には家島港(西港・真浦港)、南には網手港と深く湾入している天然の良港は風待ちの港として栄えてきた。
★男鹿島や西島は昔から採石で知られていたが、家島では切り出された石材の運搬業や造船業が明治の終り頃から盛んになり、港にはガット船や貨物船がたくさん並ぶ。しかし時代の流れとともに採石業も下火になり港に並ぶ船の数も減りつつある。
★家島諸島には「家島十景」と呼ばれる名勝がある。江戸時代の医者・平野庸脩(ようさい)が播磨国の景勝地、神社仏閣、人物、風俗などを長年に亘って書き留め、宝暦12年(1762年)に完成したと言われる「播磨鑑」に記されている。家島には「間浦古郭」「天満霊樹」「藍館眺望」「宮浦夜泊」「白髭霊祠」「赤坂清水」「櫻谷雪景」が定められている。
★千年以上の歴史を持ち、菅原道真のゆかりと伝えられる家島神社の例祭『
家島天神祭(pdf)』「
島の宝100景」。
★諸島周辺は魚の宝庫で漁も盛ん。家島の入り組んだ地形には多くの釣りのポイントがあり、釣り人もたくさん訪れる。