兵庫県の島淡路島
淡路島
淡路島(あわじしま)
淡路島(あわじしま)
島の始まり
住所/兵庫県淡路市/洲本市/南あわじ市
面積/592.00km2周囲/約203km標高/608m
人口/127,340人(R2)・135,147人(H27)・143,547人(H22)・150,791人(H17)・158,442人(H12)・161,992人(H7)国勢調査
アクセス/[淡路ジェノバライン][淡路交通
[船]明石港→岩屋港(13分)
[車]JB本四高速-本州四国連絡高速道路株式会社-
概要
大鳴門橋
明石海峡大橋
播磨灘の東に位置する淡路島は古代より交通の要衝にあり、阿波国(徳島県)へ通じる路としてその名が付けられたと言われる。日本の島の中では沖縄島の次に人口が多く、瀬戸内海で最大、国内では5番目の面積を持ち、気候は温暖で雨が少ない瀬戸内海式気候で、特産は柔らかくて辛みが少ないと評判の“淡路島玉ネギ”や最高級牛肉として店頭に並ぶ“淡路ビーフ”などが挙げられ、農閑期の利用で始められたカーネーション栽培は今では全国でも有数の出荷高を誇り淡路市の市花にもなっている。また、四国に繋がる大鳴門橋(1,629m)と神戸市と淡路市を結ぶ明石海峡大橋(3,911m)の開通で“阿波国へ通じる路”は更に強化され、淡路島の再発見にも繋がっている。
伊弉諾神宮 拝殿
自凝島神社大鳥居
「ものの始まりが一ならば、国の始まりは大和の国、島の始まりは淡路島…」。フーテンの寅さんの口上にもあるように『古事記』や『日本書紀』に伝わる“国産み”では淡路島がこの世で最初に創られた島とされ、「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)」や「自凝島神社(おのころじまじんじゃ)」はその神話にまつわるパワースポットとして人気がある。そして、500年の歴史を持つという「淡路人形浄瑠璃」は国の重要無形民俗文化財に指定される伝統芸能で、南あわじ市には資料館や劇場がある。
一見地味にも思える淡路島だが、出身の著名人が多いことに驚かされる。江戸時代に現在の北方領土開拓に尽力した「高田屋嘉兵衛」。ナチス・ドイツから多くのユダヤ人を救った「樋口季一郎」。作詞家の「阿久悠」。芸能人では「渡哲也」「渡瀬恒彦」「笹野高史」「大地真央」「山口崇」「上沼恵美子(海原千里・万里)」「池乃めだか」等々、数え上げれば切りがない。これも我慢強くて人気取りな淡路人気質の現われかもしれない。
1995年の阪神・淡路大震災では大きな被害を被り、その3年後には明石海峡大橋が開通、そして2005年から2006年にかけての合併で新たに淡路市、南あわじ市が誕生し、洲本市と合わせて3つの市による行政が行われている。

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